ステンレス表面処理加工業者 従来の塗装・コーティングとは異なるオロル株式会社の発色技術・Q&A
ステンレス表面処理加工業者をお探しの企業の方は、オロル株式会社へご相談ください。ステンレス表面処理加工において、「塗装の色ムラが気になる」「コーティングがすぐ剥がれる」とお困りの方も多いのではないでしょうか。
ステンレス表面処理加工業者のオロル株式会社は、色ムラなどが少なく剥がれない独自の発色技術を確立いたしました。展示会などにも出展し、多くの反響をいただいています。こちらでは、オロル株式会社の発色技術とご依頼時に役立つよくある質問をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ステンレス表面処理加工業者オロル株式会社の発色技術
こちらでは、ステンレス表面処理加工業者をお探しの企業の方向けに、オロル株式会社のステンレス発色技術についてご説明いたします。
オロル株式会社は、医療分野をはじめ、様々な業界で活用されているステンレスの発色技術開発を行っています。色ムラを低減するために発色被膜均一化を狙い、ロット間のバラツキをなくした発色技術を確立することで、幅広い分野でステンレスの色調装飾性・識別性の向上を実現いたしました。
ステンレス鋼の発色方法
オロル株式会社のステンレス表面処理加工は、湿式酸化法という、ステンレスの表面にある酸化被膜の厚さを変える方法です。この方法で加工を行うことでステンレスに干渉色を作り出すことができます。
ステンレスの表面はクロム(Cr)を主体とした透明な酸化被膜で覆われています。この酸化被膜の厚さを酸化反応で厚くすることで、光の干渉作用でステンレスの表面が明るく発色したように見えるのです。従来の塗装・コーティングの色合いとは違った表現を生み出します。
干渉色や干渉作用のイメージは、CDの裏面やシャボン玉が光に当たったときに作り出す、虹色のような模様です。この「光」と「薄く透明な膜」で作り出す虹色に似た模様が光の干渉作用による発色で、ステンレスの発色技術に応用しているのです。
発色イメージ




従来の技術と改善点
これまでのステンレス表面処理加工技術では、ステンレスの同じ部品でも色の濃淡に差が出てしまい、色ムラが発生したり、ロット間で色のバラツキが出てしまうことがありました。
オロル株式会社では、特殊な前処理方法と発色管理システムを開発することで、色ムラや色のバラツキの低減を実現いたしました。
・ステンレス表面処理加工(色ムラ改良例)
前処理なし(加工跡が消えない)

前処理あり(加工跡なし)

ステンレス表面処理加工後の耐衝撃性試験(落球)
画像を見ると、割れや剥がれがないことがわかります。

ステンレス表面処理加工後の加工性試験

ステンレス表面処理加工後の耐熱性試験

温度×時間 | 発色色調 |
---|---|
非加熱 | – |
200℃×2時間 | 変色なし |
300℃×2時間 | 変色なし |
400℃×2時間 | 変色あり |
耐薬品性試験
薬品 | 濃度 | 温度×時間 | 結果 |
---|---|---|---|
塩酸 | 5% | 50℃×50時間 | 被膜溶解 |
硫酸 | 5% | 50℃×50時間 | 異常なし |
硝酸 | 5% | 50℃×50時間 | わずかに変色 |
水酸化ナトリウム | 5% | 50℃×50時間 | 異常なし |
塩化ナトリウム | 5% | 50℃×50時間 | 異常なし |
しゅう酸 | 5% | 50℃×24時間 | 異常なし |
アンモニア水 | 5% | 50℃×24時間 | 異常なし |
酢酸 | 5% | 50℃×24時間 | 異常なし |
オロル株式会社では、企業の方々に安心してご依頼いただけるよう、品質管理を徹底しています。業者選びに迷っている方やステンレス表面処理加工業者をお探しの方は、オロル株式会社へご依頼ください。
ステンレスの発色処理加工で使用している検査機器・色調見本・主な利用分野
こちらでは、ステンレス発色処理加工業者であるオロル株式会社がステンレスの発色処理時に使用している検査機器やステンレス表面処理加工の色調見本、主にご利用いただける分野をご紹介いたします。
検査に使用している「色差測定器」

色調見本
マット調 | ||||
茶 | 青 | 黄 | 赤 | 緑 |
---|---|---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
半光沢 | ||||
茶 | 青 | 黄 | 赤 | 緑 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
光沢 | ||||
茶 | 青 | 黄 | 赤 | 緑 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
主な利用分野
・医療分野
病院の施設、高精度画像診断装置、医療機器、医療器具など
・自動車関連
内装、インテリア関係など
・建築関連
工場や公共施設の手すり、フェンス、床、壁の建材エクステリア、工具ドライバー、レンチ、ボルトなど
・電気機械関連
制御盤カバー、電気照明器具部品など
・食品関連
食器、厨房機器、器具など
オロル株式会社では、ステンレスの一部の材質を除いた製品のカラー化を行うことができます。医療分野をはじめ、様々な施設や部品に対応していますので、ステンレスの発色処理加工をお考えの方は、オロル株式会社へご依頼ください。
ステンレス表面処理加工に関するよくある質問
Q.見積もり時に必要なものは何ですか?
A.図面・素材・注文個数・色をお知らせください。
図面は基本的にメールでのやりとりとなります。
Q.納期について教えてください。
A.個数や条件次第で異なりますので、見積りの際にご一緒にお伝えします。
Q.納期が近いのですが対応していただけますか?
A.できるだけお客様のご希望に沿うようにはしていますが、難しい場合はご相談のうえ調整いたします。
Q.鉄が付いている(ステンレス以外が付いている)が対応できますか?
A.発色はステンレスのみ対応しています。ステンレスの材料によっても対応可否がありますので、ご相談ください。
Q.サンプル、お試しはできますか?
A.見本帳を用意しているので、こちらをレンタルしています。サンプルは販売対応となります。
Q.量が少ないのですがお願いできますか?
A.小ロットでも対応しています。ご相談ください。
Q.どの位の大きさまで対応可能ですか?
A.サイズは最大3030㎜×1220㎜×450㎜となります。
Q.ご対応いただけるステンレス表面処理加工にはどのようなものがありますか?
A.発色処理、電解研磨処理(光沢を出す処理)の2種類があります。
ステンレス発色処理加工に関するご不明点があれば、お気軽にお問い合わせください。
独自の技術で従来の塗装・コーティングでは出せない発色を実現するオロル株式会社
ステンレスの表面処理加工業者をお探しの方は、オロル株式会社へご依頼ください。独自の技術で色ムラなどが少なく剥がれない、ステンレス製品のカラー化を行います。塗装・コーティングといった従来のステンレス加工にご満足できなかった方も、仕上がりにご納得いただけるはずです。医療分野や自動車業界など幅広い分野で活躍しています。ぜひ一度、ご相談ください。
ステンレス表面処理加工についてもっと詳しく
ステンレス表面処理加工の業者をお探しの方はオロル株式会社へ
会社名 | オロル株式会社 |
---|---|
本社住所 | 〒689-1121 鳥取県鳥取市南栄町1 |
電話番号 | 0857-51-0608 |
FAX | 0857-51-8816 |
info@ororu-inc.co.jp | |
URL | https://ororu-inc.co.jp/ |
設立 | 平成30年2月1日 |
資本金 | 10,000,000円 |
代表取締役 | 木下 淳之 |
監査役 | 岡垣 緑 |