塗装ではなく、シャボン玉の表面や蝶の羽のように光の屈折によって生まれる構造色でステンレスを彩りたい。こう考えたオロルはステンレスを覆うクローム皮膜の厚みを制御し彩色する世界初の特許を取得しました。
*1/10000mm
皮膜の厚さを完璧にコントロールすることで実現できる、ムラなく均一な色彩。最小3.2mmの小さなパーツから最大長辺3mの大きなアイテムまで、豊かな色彩を表現できます。
例えば、作動により熱くなる配管であれば赤く彩色する、あらゆるステンレス設備を会社のブランドカラーで統一するなど、カラーマネージメントを行うことで利便性や認識性が格段に向上します。
「ORORU®処理」を導入することで、耐食性などステンレスの機能的な強さをさらに拡張することができます。
耐食性2倍以上
質の高い皮膜処理で従来の2倍以上の耐食性を実現。水回りでも表面加工の美しい質感を維持します。それだけでなく、屋外や海辺など従来ステンレスが苦手としていた場所でも導入していただけます。
クリーンな表面
特殊な表面処理で、色彩を保ちつつ指紋の付着を抑えることも可能です。きわめてわずかな凹凸のため、洗浄性にもすぐれています。
抗アレルギー
安全・安心なステンレスを実現する技術として、皮膜の厚さを通常の100倍以上にすることにより、金属アレルギー反応を抑制する効果が確認されています。
ORORU®処理で鮮やかな色彩をまとった製品たちを没入感のある360°ビューでご覧いただけるバーチャルショールームをご用意しました。ぜひ、オロルの世界を体験ください。
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HAIRLINE 1
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MIRROR 1
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EMBOSS 1
EMBOSS 2
ステンレスは鋼板をクロームなどの皮膜でコーティングすることで耐食性を高める技術ですが、もともとこの皮膜が無色透明であったため、ステンレスとは銀色のもの、というのがこれまで常識とされていました。
この皮膜の厚みをコントロールすることで屈折率を変化させ色をつけることは理論上可能とされていましたが、その厚みを完全に均一化することが難しく工業製品への対応は実現していませんでした。
そして、オロルが開発した特殊処理により、長年の夢であった自由な彩色がついに現実のものとなったのです。世界初のこの技術により、ステンレス本来の美しいテキスチャーを保ちつつ、耐食性や抗アレルギー性など多くの機能を向上させることにも成功しました。
ORORU®処理せず厚くした皮膜
ORORU®処理