株式会社ワンチャー様の万年筆において、ペン先部分にORORU®処理をご採用いただきました。
繊細な筆記具である万年筆の中でも、ペン先は書き味や表情を左右する重要なパーツです。本事例では、仕上がりの美しさや質感について高い評価をいただいており、ORORU®処理の特長が十分に活かされた仕上がりとなっています。
ワンチャー様の製品は、漆塗りや蒔絵といった日本の伝統工芸技術を取り入れながら、現代的で洗練されたデザインを融合させたモノづくりが特長です。
ORORU®処理は、ステンレス素材の表面に形成される酸化皮膜の厚みを精密にコントロールすることで発色を行う技術です。塗装や着色とは異なり、金属本来の質感を損なうことなく、光の当たり方や角度によって表情が変化する奥行きのある色合いを実現します。この特性が、漆や蒔絵の持つ深みのある美しさと調和し、製品全体の完成度をさらに高めています。
また、ORORU®処理は意匠性だけでなく、耐食性の向上にも寄与します。日常的に手に触れ、長期間使用される万年筆において、外観の美しさを長く保てる点もポイントの一つです。
日本の伝統技術を大切にしながら、新たな価値創出に取り組まれているワンチャー様の製品に、ORORU®処理をご採用いただけたことを、私たちも大変光栄に感じております。
今後も、意匠性と機能性の両立が求められるさまざまな分野において、ORORU®処理の可能性を追求し、ものづくりに貢献してまいります。