オロル処理を施すことで、ステンレス鋼(SUS)素材単体と比較して、2倍以上の耐食性向上が期待できます。
もともとステンレスは耐食性に優れた金属ですが、オロル処理により、その性能をさらに高めることが可能です。
■ 耐食性が向上する理由
ステンレス鋼の耐食性は、表面に形成される不動態皮膜(酸化皮膜)によって保たれています。
オロル処理では、この不動態皮膜を意図的かつ均一に成長させるため、
・皮膜がより厚く、安定した状態になる
・外部環境から金属素地を守るバリア性が向上する
・腐食の起点となりやすい微細な欠陥が抑制される
といった効果が得られます。
その結果、SUS素材そのままの状態と比べて、2倍以上の耐食性向上が確認されています。
■ 意匠性と耐食性の両立
オロル処理は、色を付けるためだけの処理ではなく、耐食性の向上という機能的な価値も併せ持っています。
意匠性を付与しながら、素材本来の特長である耐久性をさらに高められる点が、オロル処理の大きな特長です。
■ 適した用途
耐食性の向上により、
・屋外環境
・湿気の多い場所
・衛生管理が求められる設備
など、腐食リスクの高い環境での使用にも適しています。