オロル処理によって形成される酸化膜の膜厚は、約100nm~300nm(ナノメートル)の範囲です。
これは髪の毛の太さ(約80,000~100,000nm)と比べても極めて薄い膜であり、
オロル処理が素材の質感や寸法精度をほとんど変えない表面処理であることを示しています。

この酸化膜は、めっきのように金属を「付加」する層ではなく、
ステンレス素材そのものの表面が化学的に変化して形成される皮膜です。
膜厚の違いによって光の干渉状態が変化し、色味の違いとして発色が生じます。

膜厚が100~300nmという非常に薄い領域で制御されているため、
・精密部品
・嵌合部品
・建築・意匠部材
など、寸法精度が求められる用途にも適用可能です。

また、この膜厚は均一性が高く、外観品質の安定や再処理のしやすさにも寄与しています。
発色や用途に応じた膜厚制御については、個別にご相談ください。

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