オロル処理の原理とは?

酸化力の強い特殊な薬液を使用し、SUSの不動態皮膜(酸化皮膜)を成長させます。不動態皮膜は元々10nmくらいの薄い透明な皮膜ですが、その膜が成長し、100nmくらいから色がついたように見えてきます。実際には色が付いているいるのではなく、光の屈折、反射によって、色がついたように見える。例で挙げればシャボン玉の透明膜に光が当たった時、干渉色(光と透明な薄い膜)が見えるのと同じ原理です。