加工を行う前に知っておくべき注意点などはありますか?

〇ステンレスの素材によって発色できるものとできないものがある。

⇒オーステナイト系、フェライト系は皮膜厚の変化で色調が得られるが、マルテンサイト系は黒色化してしまうケースが多い。

このQ&Aについては「サイズや材質に制約はありますか?」 に詳しく記載していますのでご覧ください。

〇鋳造材、溶接品、構造物(2つ以上の部品が合わさったもの等)は、鮮やかな色、均一な色合いになりにくい。

〇加工された部品、製品のステンレス製造ロットを確実に分ける等しないと色を合わせることが困難になる。

〇材料ロット毎に色合わせ用のダミー材料が必要(ダミー材料は、その材料と同じロットで、A4サイズ程度の大きさのもので、数個必要)。