オロル処理による耐候性は?

オロル処理による発色は、屋内外を問わず、通常の使用環境において色の変化はありません。
これは、オロル処理が塗装やめっきのように表面に別の層を付加する処理ではなく、ステンレス鋼そのものの不動態皮膜(酸化皮膜)を成長させて発色させているためです。

■ 色が変化しにくい理由

オロル処理の色は、

・顔料や染料による着色ではない

・紫外線による分解や退色が起こらない

・酸化皮膜自体が化学的に安定

といった特性を持っています。
そのため、日射・風雨・温度変化などの一般的な屋外環境にさらされても、色あせや変色が起こりにくいのが特長です。

■ 塗装・めっきとの違い

塗装や一部の表面処理では、

・紫外線による退色

・塗膜劣化による色ムラ

が発生することがありますが、オロル処理ではそのような経時変化は基本的にありません。
発色は光の干渉現象によるものであり、時間の経過によって色素が劣化することがないためです。

■ 注意点

耐候性に優れている一方で、

強い摩耗

衝撃

表面が削れるような環境

では、酸化皮膜が物理的に損傷し、色が変わったように見える場合があります。
これは耐候性ではなく、機械的な影響によるものです。

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