オロル処理の量産までの流れを教えてください。
量産までの流れは下の図のようになっています。

- 試作(必須工程)
【内容】 実際にお預かりする部材に、ご希望の色を再現するための調色(カラーマッチング)を行います。
オロル処理は、ステンレスの材質や表面の仕上げ(鏡面、ヘアライン、ショット等)によって発色が微妙に変化します。「試作」は単なるサンプル作りではなく、その部材専用の「発色レシピ」を確立する重要な工程です。
重要性: 試作を行わない場合、素材の個体差により「希望の色と異なる」リスクが非常に高まります。そのため、当社では試作を必須とさせていただいております。 - 品質確認(試作評価)
【内容】 試作後の色味、光沢感、外観をお客様に確認・評価いただきます。
費用について: 試作費用には、この「品質確認」までの工程が一式価格として含まれています。 納得のいく方向性が決まるまで、技術担当が責任を持って確認いたします。 - 量産試作
【内容】 試作で決まった条件をベースに、実際の量産に近い数量・設備でテスト処理を行います。
1個の試作と100個の量産では、液の反応や部材の配置により、色のバラつきが出る可能性があります。量産試作を行うことで、大量生産時でも一点一点が均一に仕上がるか(再現性)を検証します。 - 品質確認(量産試作評価)
【内容】 量産試作で上がってきた製品の「色の安定性」を厳密にチェックします。
ここで合格したものを「限度見本(色の合格基準)」として設定します。これにより、お客様と当社の間で品質のズレがない状態を確定させます。 - 量産
【内容】 確定した条件・限度見本に基づき、本番の製造ラインで処理を開始します。
確立されたレシピと徹底した液管理により、オロル処理特有の鮮やかな発色を安定して提供します。 - 品質確認(最終出荷検査)
【内容】 量産された全ロットに対し、最終的な外観・色の検査を行います。
最終的な出荷判断を行います。厳しいチェックをクリアした製品のみが、お客様の元へと届けられます。