SUS315J2とはなんですか?

SUS315J2は、ステンレス鋼(SUS鋼)の一種です。SUSは「Steel Use Stainless」の略で、主に日本の工業規格であるJIS(日本工業規格)に基づくステンレス鋼の分類を示しています。

SUS315J2はオーステナイト系ステンレス鋼に分類され、主に耐食性や耐熱性に優れた特性を持っています。この材質は高温環境や腐食が進みやすい環境で使用されることが多く、化学プラントやボイラー、熱交換器などの部品に使われます。

具体的な成分としては、主にクロムやニッケルが含まれており、これにより耐食性や強度が向上しています。また、炭素含有量が低いことから、溶接性にも優れています。

SUS315J2は、特殊な条件での耐食性が必要な場合や高温環境での使用が求められる用途に適している材料です。