Q&A

・ステンレスは錆びにくい
ステンレスは、クロムなどの合金元素を含むため、錆びにくい性質があります。そのため、台所用品や医療器具、建築材料などによく使われています。


・ステンレスは様々な種類がある
ステンレスには、オーステナイト系、フェライト系、マルテンサイト系などの種類があります。それぞれの特性によって、使われる場所や目的が異なります。


・ステンレスは磁気的な性質が異なる
オーステナイト系ステンレスは、非常に弱い磁場しか生じませんが、フェライト系ステンレスは強い磁場を生じます。このため、磁石をくっつけたり離したりすることで、ステンレスの種類を判別することができます。


・ステンレスは再利用が可能
ステンレスは、その耐久性や錆びにくさから、長期間使われることが多いです。しかし、廃棄されたステンレスは、再びリサイクルされることができます。このため、ステンレスは環境に優しい素材と言えます。


・ステンレスの表面処理には様々な方法がある
  ステンレスの表面を加工する方法には、鏡面仕上げ、サテン仕上げ、ビーズブラスト仕上げなどがあります。それぞれの加工方法によって、見た目や質感が異なります。


・ステンレスの耐熱性は高い
  ステンレスは、高温にも耐えることができます。このため、熱源に近い場所や高温の環境で使用されることが多いです。また、ステンレスは熱伝導率が低いため、熱が伝わりにくいという特性もあります。


・ステンレスは医療分野で広く使われている
  ステンレスは、その耐久性や錆びにくさ、そして表面処理のしやすさから、医療器具の製造にも使われています。例えば、手術用のメスやハサミ、人工関節、歯科用具などに使われています。

ステンレス鋼はですが一般的には錆びにくい素材、環境によっては発色現象が発生することがあります。

発色現象とは、ステンレス鋼の表面に茶色や青色などの色が現れる現象のことで、これは酸化皮膜によって生じます。発色はステンレス鋼の美観に影響するため、特に材料の外装など見た目が重要な用途では問題となります。

ステンレス鋼の発色を防ぐために、いくつかの技術が開発されています。 以下に代表的な技術を挙げます。

酸化皮膜形成抑制法

ステンレス鋼表面に現れる酸化皮膜は、ステンレス鋼の主成分であるクロムが表面に酸化したものです。的には、ステンレス鋼表面にチタンやジルコニウムなどの金属を被覆することで、酸化皮膜の形成を抑制します。

酸化皮膜除去法

ステンレス鋼表面に酸化皮膜を現すことで、発色を防止することができます。シリコン含有ステンレス鋼シリコンをステンレス鋼の合金に含ませることで、ステンレス鋼表面に酸化皮膜が形成されにくくなります。また、シリコンによって酸化皮膜が形成されても、強く付着せずに剥がれやすくなるため、発色を防ぐことができます。

以上のように、ステンレス鋼の発色を防止するためには、酸化皮膜の形成を抑制する技術や除去する技術、シリコン含有ステンレス鋼の使用などがあります。ステンレス鋼の美しさを長く”面が求められる用途にも適しています。”

ステンレス製品とは、ステンレス鋼と呼ばれる合金を主原料として製造された製品のことを指します。

ステンレス鋼は、鉄にクロムやニッケルなどを添加して耐腐食性や強度を向上させた合金です。

ステンレス製品には、様々な種類があります。

一般的な製品には、キッチン用品や食器、建築用金物、自動車部品、医療機器、航空宇宙用部品などがあります。

また、ステンレス鋼自体が美しい輝きを持っているため、インテリア雑貨やジュエリーとしても使用されることがあります。

ステンレス製品は、耐腐食性や強度が高く、耐久性に優れています。

また、軽量であり、加工性も良好なため、様々な用途に使用されます。

ステンレス製品は、錆や腐食に強いため、食品加工や医療分野などのように、衛生的な面が求められる用途にも適しています。

ステンレス製品は、耐腐食性や強度が高く、耐久性に優れています。

また、軽量であり、加工性も良好なため、様々な用途に使用されます。また、ステンレス製品は、錆や腐食に強いため、食品加工や医療分野などのように、衛生的な面が求められる用途にも適しています。

ステンレスは多くの利点を持っていますが、いくつかのデメリットもあります。

コスト:ステンレスは、一般的に他の金属よりも高価であるため、費用がかかります。そのため、ステンレスの代替品が採用されることがあります。

切削性:ステンレスは、非常に硬く、切削や加工が困難であるため、加工費用が高くなる可能性があります。 磁性:一部のステンレスは、磁性がないため、磁石を吸着させることができません。そのため、一部の用途には適さないことがあります。

腐食:ステンレスは、一般的に耐食性が高いですが、強酸や強アルカリ性の環境下では、腐食する可能性があります。

熱伝導性:ステンレスの熱伝導性は、他の金属に比べて低いため、加熱が遅く、加熱されたステンレスは冷却されるまで時間がかかることがあります。

以上が、ステンレスのデメリットのいくつかです。ただし、これらのデメリットは、多くの場合、利点に比べて比較的小さく、多くの産業でステンレスが広く使用されている理由に変わりはありません。

オロル処理はステンレスの素材特性や加工条件の影響を受けやすい表面処理のため、事前にご理解いただきたいポイントがいくつかあります。
■ ステンレスの材質によって、発色できるもの・できないものがあります
オロル処理は、ステンレス表面に形成される酸化皮膜の厚みを精密にコントロールすることで発色させる技術です。そのため、材質による違いが色調に大きく影響します。
オーステナイト系・フェライト系ステンレス
皮膜厚の変化により、青・金・紫などの色調を比較的安定して得ることが可能です。
マルテンサイト系ステンレス
組成の影響により、狙った色にならず黒色化してしまうケースが多く、鮮やかな発色が難しい場合があります。
※材質やサイズに関する詳しい制約条件については、
「サイズや材質に制約はありますか?」のQ&Aにて詳しくご案内していますので、あわせてご覧ください。
■ 鋳造材・溶接品・構造物は、色ムラが出やすい傾向。以下の要因により色調が均一になりにくいことがあります。
・材料内部の成分ムラ
・溶接部と母材の組成差
・表面粗さや加工履歴の違い
そのため、鮮やかな色合いや完全に均一な発色を求める用途では、事前検証や仕上がりイメージのすり合わせが重要になります。

■ ステンレスの製造ロットが混在すると、色合わせが困難になります
オロル処理は非常に繊細な発色技術のため、
同一材質であっても、製造ロットが異なると色味が変わる場合があります。
加工済み部品や製品については、
・ステンレスの製造ロットを確実に分けて管理する
・ロット混在を避ける
といった対応を行わないと、同色指定であっても色を完全に合わせることが難しくなります。

■ 材料ロットごとに、色合わせ用のダミー材料が必要です
安定した色再現のため、材料ロットごとに処理する材料と同一ロットのダミー材料(試験片)をご用意いただいています。
このダミー材料を用いて色合わせ・条件出しを行うことで、量産時の色ブレを最小限に抑えることが可能になります。

量産までの流れは下の図のようになっています。

  1. 試作(必須工程)
    【内容】 実際にお預かりする部材に、ご希望の色を再現するための調色(カラーマッチング)を行います。
    オロル処理は、ステンレスの材質や表面の仕上げ(鏡面、ヘアライン、ショット等)によって発色が微妙に変化します。「試作」は単なるサンプル作りではなく、その部材専用の「発色レシピ」を確立する重要な工程です。
    重要性: 試作を行わない場合、素材の個体差により「希望の色と異なる」リスクが非常に高まります。そのため、当社では試作を必須とさせていただいております。
  2. 品質確認(試作評価)
    【内容】 試作後の色味、光沢感、外観をお客様に確認・評価いただきます。
    費用について: 試作費用には、この「品質確認」までの工程が一式価格として含まれています。 納得のいく方向性が決まるまで、技術担当が責任を持って確認いたします。
  3. 量産試作
    【内容】 試作で決まった条件をベースに、実際の量産に近い数量・設備でテスト処理を行います。
    1個の試作と100個の量産では、液の反応や部材の配置により、色のバラつきが出る可能性があります。量産試作を行うことで、大量生産時でも一点一点が均一に仕上がるか(再現性)を検証します。
  4. 品質確認(量産試作評価)
    【内容】 量産試作で上がってきた製品の「色の安定性」を厳密にチェックします。
    ここで合格したものを「限度見本(色の合格基準)」として設定します。これにより、お客様と当社の間で品質のズレがない状態を確定させます。
  5. 量産
    【内容】 確定した条件・限度見本に基づき、本番の製造ラインで処理を開始します。
    確立されたレシピと徹底した液管理により、オロル処理特有の鮮やかな発色を安定して提供します。
  6. 品質確認(最終出荷検査)
    【内容】 量産された全ロットに対し、最終的な外観・色の検査を行います。
    最終的な出荷判断を行います。厳しいチェックをクリアした製品のみが、お客様の元へと届けられます。

材質やサイズによって対応できるものが異なります。下の対応表をご確認ください。

シリーズORORUⅡORORUⅢORORUⅣ
サイズ W3030×H1220
×D400mm
W3030×H1220
×D400mm
W350×H350mm
T2mm以上(平面物)
Φ200mm以上(パイプ形状)
23色23色23色
形状指定なし指定なし平面物
パイプ形状(要相談)

ORORU®材質対応表

オーステナイト系

SUS301SUS303SUS304SUS316L

フェライト系

SUS430SUS430S

マルテンサイト系

SUS403SUS410SUS420

◎…均一な発色が可能  〇…概ね均一な発色が可能  △…色が限定される場合やムラになる場合あり

マルテンサイト系は黒化色となります。

■ 注意事項

・素材の成分、表面仕上げ、形状によって、発色の見え方が異なる場合があります
・同一材質でもロット差により色味が変わることがあります
・試作対応も可能ですので、量産前の確認をおすすめしています

材質・サイズ・形状により最適な処理方法が異なります。
ご不明点や適用可否については、CONTACT(お問い合わせフォーム)よりお気軽にご相談ください。

見本帳をご用意しています。貸出用と販売用があります。

販売用は送料込み7600円(税込)、貸出用はレンタル期間1週間、往復運賃のみご負担お願い致します。

購入・レンタルをご希望の方はORORU ECサイトにて手続きをお願いいたします。

【ORORU ECサイト】

https://ororu.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2705333&csid=0

はい、オロル処理は医療分野での使用も可能です。
ステンレス素材の特性を活かした表面処理であり、意匠性だけでなく、清掃性や衛生面への配慮が求められる環境でも採用が検討されています。

オロル処理は、電解研磨により表面を平滑化したうえで、
安定した酸化皮膜を形成する処理であるため、
医療機器周辺部材や設備部品など、間接的に医療環境に関わる用途にも適しています。

ただし、使用する場所や工程、洗浄・消毒方法によっては、
酸性またはアルカリ性の薬品と接触する場合があり、
その条件下では、発色が薄くなる、または色が抜ける可能性があります。
これは腐食や性能低下ではなく、発色を担う酸化皮膜の状態が変化することによる現象です。

そのため、医療分野でのご使用にあたっては、
・使用環境
・接触する薬品の種類
・洗浄・滅菌条件
を踏まえた事前の検討をおすすめしております。

具体的な用途や条件については、個別にご相談いただければ、最適なご提案をいたします。

はい、オロル処理は食品分野での使用が可能です。
食品安全性に関するデータを有しており、有害物質が無害化されていることを確認・証明しています。

オロル処理は、ステンレス素材そのものの表面を化学的に制御し、
安定した酸化皮膜を形成する処理であるため、
食品に直接・間接的に関わる環境においても、安心してご使用いただけます。

ただし、使用する場所や工程によっては、
酸性またはアルカリ性の薬品や洗浄剤と接触する場合があり、
その条件下では、発色が薄くなる、または色が抜ける可能性があります。
これは腐食や有害物質の溶出ではなく、発色を担う酸化皮膜の状態が変化することによる現象です。

そのため、食品分野でのご使用にあたっては、
・接触する薬品の種類
・洗浄方法や頻度
・使用環境
を踏まえたうえでの適用検討をおすすめしております。

具体的な使用条件については、事前にご相談いただければ、適切なご提案をいたします。

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